2018年07月31日, 8月7日〜9日 岩手県 勉強会・相談会

iPadを利用して、日常生活におけるコミュニケーションや生活上の不便を解消し、QOL向上で笑顔を増やす方法

重度難病の方や障害があって iPad の画面タップが難しい場合でも、指のわずかな動き、ウインクをする動作、奥歯を噛みし めるなど、身体の少しの動きを使ってスイッチで iPad を操作することができます。iPad はコミュニケーションに使えるだけで なく、家電の操作や SNS やメール送信など、生活を便利にしたり社会とのつながりを広げたりするきっかけになります。

iPad を使った可能性の事例紹介と、iPad のスイッチコントロールとカード型コミュニケーションアプリ(指伝話メモリ)を 使った実習を通して、ICT によるコミュニケーションの広がり・社会とのつながりを知っていただく勉強会です。

スイッチは設置の仕方で使いやすさが変わりますし、機器の設定一つで操作の難易度が大きく変わります。身体の状況や やりたいことを見極めて、スイッチや機器の設定を行うことが大切です。

コミュニケーションは人と人との心のキャッチボール。機器導入から運用までの、患者さんやご家族とのやりとりも重要な ポイントです。導入にあたって、行政の制度を利用して環境を整える方法や、自費で揃えるときのコツもお伝えします。

日程

7月31日 北上市 16:30~18:30 満席になりました。
8月7日 盛岡市 アイーナ会議室 14:30~16:30 定員10名(残席2)
8月7日 盛岡市 アイーナ会議室 18:30~20:30 満席になりました。
8月8日 遠野市 デイサービスセンター風音 18:30~20:30 満席になりました。
8月9日 大船渡市〜宮城県気仙沼市 (個別相談) 満席になりました。

参加費

各回 1,000 円 資料代として(当日お支払いください)

iPad は2名で1台をお使いいただきますが、ご自分の iPad をお持ち 込みになりたい方は事前にご連絡ください。アプリをお持ちでない 場合は、期間限定版アプリのインストールを致します。
各会場には定員があります。事前にメールで、お名前・連絡先・ お仕事やご参加される目的などをお知らせください。

対象

重度難病の方、障害があり身体が自由に 動かしづらい方、ご家族や支援者、リハ ビリテーション関係者、ケアスタッフ 相談員の方、iPad の活用にご興味のある方

講師

高橋 宜盟(たかはし・よしあき)
一般社団法人結ライフコミュニケーション研究所 理事・研究員

難病や障害で、ことばでのコミュニケーショ ンが難しい方たちと、ICT を活用して一緒に 語り・考え、まろやかなコミュニケーションを 深め、人と人のこころの「結」をみのらせる ことをめざす活動をしている。「指伝話(ゆびでんわ)」の開発販売元である 有限会社オフィス結アジア・代表取締役。 1965 年愛媛県生まれ、神奈川県藤沢市在住。

お申し込み・お問い合わせ

一般社団法人結ライフコミュニケーション研究所